腕のしなりと肩甲帯の筋肉

腕のしなりは腕を使うスポーツをする人にとってはとても重要な要素では無いでしょうか?
野球、バレーボール、ハンドボール、テニス、バドミントンなど腕を肩も上で扱うスポーツの方は徳に重要視するんじゃないでしょうか?

 
腕のしなりを出すのに、きちんと機能すべき筋が2つあります。それが小胸筋と前鋸筋です。
小胸筋は烏口突起から第3-5肋骨に付着しています。直接肩関節を跨いでいるわけではないので、肩の動きにはあまり関係が無い様に思われがちなんですけど、ところがどっこい凄く大事なのです!野球のピッチャーを例に出すと、腕がしなった状態というのは、胸が張った状態でもあります。胸を張った時に小胸筋も伸ばされ、伸ばされたゴムが縮まる様に筋が収縮します。もし小胸筋が固くなり柔軟性がなくなると、腕を振る時に十分に胸がはれずに、肩が十分に動かせない、つまり腕のしなりが制限されてしまうんです。

 
前鋸筋も同じ様な働きをします。胸が張られた時には肩甲骨は内転します。前鋸筋の動作は肩甲骨の上方回旋と肩甲骨の外転です。胸が張られて腕がしなる状態は、肩甲骨が内転しているので、前鋸筋は伸ばされた状態にあるべきです。小胸筋と同じ様に、伸ばされたゴムが縮む様に前鋸筋が収縮し、肩の動きをサポートします。つまりこれらの2つの筋が正しく作用しないと、腕のしなりというのは実現しないんです。

 
ピッチングなどの動きは股関節や体幹の安定など、複雑に絡んでいますが、肩甲帯に関して言えば小胸筋と前鋸筋はとても大切な役割を担っています。

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