後頭部の筋肉とバランス

AO jointは順応した結果硬くなる。

よく「ここさえ治せば体の不調は9割改善する」みたいな謳い文句がありますよね。
仙骨だったり、骨盤だったり、腰椎だったり。後頭環椎関節(AO)もそのうちの一つではないかなと思います。「首のズレを治すと全てが治る」みたいなね。
確かに、ここはとても大切な神経だったり筋だったり靭帯が密集してますが「そこまで言うかね?」という印象です。むしろ、AOは体のズレに対応した結果として動きが硬くなる傾向にあると思います。
物凄くシンプルに言うと、人間は目を水平に保つことによってバランス感覚や知覚のバランスを取ろうとします。その微細なバランスを保つために後頭下筋群が微調整をしてるんです。このため、側弯症の人も片足にギプス巻いてる人も、体のバランスが悪い人でも後頭下筋群が働いて目を水平に保ってるんです。
従って、体のバランスの不具合に対応した結果の筋や関節にアプローチしたとしても、その効果は低いと考えます。
首より下を整えて、その上で新しい環境に適応させる手段として後頭下筋群やAOにアプローチするのはありだと考えてます。
「確かに、ロルフィングのワークでも首へのアプローチは最後にするよな。」と勝手に納得してしまいました。

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